お知らせ

PRIの年次評価(2021年)について~9項目中6項目で最高評価「5つ星」を獲得~

学校法人上智学院は、国連責任投資原則(PRI※1)による2021年の年次評価(2020年の活動を対象とする評価)において、評価対象となる全9項目中6項目で最高評価となる「5つ星※2」を獲得しました。

PRIの署名機関は、毎年各分野の取組状況に関する報告書をPRIへ提出する義務があり、その報告書を元に、PRIが署名機関の実施状況等を評価します。具体的には分野毎の得点に応じて5段階で評価が付与され、「5つ星」が最高評価となります。

上智学院では、投資判断においてESG課題を考慮することが、長期的な投資収益の改善のみならず、資本市場の健全な発展と持続可能な社会の実現に貢献するものと考え、2015年にPRIに署名して以来、ESG投資に取り組んできました。今回の評価は、これまでの取り組みを重ねてきた結果であると考えています。

上智学院は、教育研究機関を運営する学校法人として、また責任あるアセット・オーナーとして、引き続き、社会的責任を果たすためのESG投資を推進してまいります。

  1. ※1 国連の提唱により2006年に策定された、環境・社会・企業統治(ESG)における諸課題を投資の意思決定プロセスに反映させること等を定めた原則。上智学院では2015年に上智大学の建学の理念と整合的な投資方針を取り入れ、加盟している国連グローバルコンパクトの原則を資産運用面で実践するために、日本の高等教育機関として初めて同原則に署名。
  2. ※2 2021年PRI評価では、責任投資に係る近年の動向を考慮して、アセスメントの構成・設問内容が全面的に改訂されたため、過去の評価との比較はできません。
  3. ※3 採用しているヘッジファンドは単年度ごとの投資収益の安定性を目標としており、投資プロセスへのESG要因の統合は困難な戦略となっています。