上智学院の責任投資の取組み

国連‐責任投資原則(PRI)の署名

 上智学院では、2015年11月に国連が支援する責任投資原則(PRI)(以下、「PRI」という。)に署名しました。PRIは、持続可能な社会の実現を目的とし、機関投資家等が、環境(Environmental)、社会(Social)、コーポレートガバナンス(Governance)の課題を投資の意思決定に組込むことを提唱する原則です。
 PRIへ署名することは、上智大学の建学の理念と整合的な投資方針を取り入れ、加盟している国連グローバルコンパクトの原則を資産運用面で実践するものです。
 教育研究機関を運営する学校法人として、責任あるアセット・オーナーとして、今後ともESG投資を通じて、グローバル社会の直面する様々な課題解決に貢献してまいります。

取組方針

国連-責任投資原則(PRI)取組方針を公開しています。

議決権行使原則

国連‐責任投資原則(PRI)を実践し、責任あるアセット・オーナーとして、投資の意思決定や機関投資家としての行動に取り組むため、この議決権行使原則を策定し、公開しています。

国連-責任投資原則(PRI)の年次評価

上智学院では、国連責任投資原則(PRI)による2018年の年次評価(総合評価・組織とガバナンス)において、最高評価の「A+」を獲得しました。

総合評価 委託-運用会社の選定、指名、モニタリング
組織とガバナンス 上場株式 債券(国債等) 債券(社債/金融) 債券(社債/非金融)
A+

※PRIの年次評価とは、署名する機関投資家を対象に、PRI事務局が責任投資の実施状況等について評価したものであり、評価は6段階(A+、A、B、C、D、E)で付与され、「A+」がグローバルの最高評価となっています。

TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同について

学校法人上智学院は、金融安定理事会(FSB)により設置された、TCFD<Task Force on Climate-related Financial Disclosures>(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に賛同の意を表明しました。

上智学院におけるESG投資の実践事例

環境(E) MSCI ACWI Low Carbon Target Index ETFへの投資  <気候変動関連スマートベータ>
 ポートフォリオのカーボンエクスポージャーを削減しつつ、市場指数に連動する投資成果が期待できる外国株式・新興国株式の運用(2016年12月)
Global Green Bond Fundへの投資 <債券型インパクト投資>
 世界の気候変動問題に取り組むプロジェクトへの資金調達を目的に発行する債券の運用(2017年7月)
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英国洋上風力発電ファンドへの出資 <サステナビリティ・テーマ投資>
 世界的な課題である再生可能エネルギーへのシフトの柱の一つとなる洋上風力発電推進に寄与するインフラ投資(2019年4月)
社会(S) Global Sustainability Fundへの投資 <SDG関連テーマアクティブ運用>
 持続可能性への革新的アプローチを組入れた長期投資により、価値を創出するグローバル株式運用(2015年11月)
米州開発銀行(IDB)とのマイクロファイナンスファンドへの共同投資 <債券型インパクト投資>
 低所得者層等に対して、社会的・環境的にポジティブなインパクトを創出する投資(2016年3月)
国際協力機構(JICA)の社会貢献債(ソーシャルボンド)への投資 <債券型インパクト投資>
 開発途上地域の社会的課題の解決(貧困削減・持続的経済成長等)に寄与する事業に活用される投資(2018年6月)
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ベンチャーキャピタルファンド(Aavishkaar社・インド)への投資 <インパクト投資>
 貧困地域等の生活改善を明確に投資目的として据えた社会的インパクト投資(2018年10月)
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アフリカ開発銀行「アフリカの人々の生活の質向上ボンド」への投資 <債券型インパクト投資>
 アフリカの人々の水・衛生的環境へのアクセス改善、医療制度の強化、人材育成、雇用創出などのプロジェクトの融資に、最大限の努力を払い活用される投資(2019年5月)
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ガバナンス(G) 運用委託先とのエンゲージメント実施
議決権行使原則の制定
その他 日本株式ESGアクティブファンドへの投資 <インテグレーション、議決権行使>
ESGの取組みに優れ、中長期的に企業価値が向上する銘柄を厳選する投資(2018年8月)

上智学院「投資ガイドライン」

上智学院が保有する資産の運用に関しては、「資産運用管理規程」及び「投資ガイドライン」に基づき資産運用を行っております。
「投資ガイドライン」はこちら (PDFファイル)